研修2日目の朝、ホテルのロビーにて―

Aさん:昨日露店見てみた?

僕:いえ、勇気がでなくてまだ見に行ってないですね。

Aさん:えー!半額以下に値切れるし話してみると面白いよ^^)まぁ偽物しかないけど、もっと殻を破んなきゃぁ!

僕:そ、そうですね。今夜行ってみます(この姿勢は見習いたいなぁ)。

 

 「殻を破った」のはカリメロだよねと脈絡ないことが浮かんだウイング4年目の前田です、こんにちは!
ここからが本題、タイ研修2日目以降を張り切って紹介していきたいと思います!

2日目の朝一でスパンブリー県にあるカセサート大学農学部を訪問してお話をきいてきました。 カセサート大学.JPG
タイで水稲の収穫が2回から多いところでは5回もあるというお話。
更には、一度の収量は1反当り4.2俵と少ないこと(日本の半分以下)、水不足の際には稲作禁止命令がでること、洪水が多くて水かさが増してもその分丈が伸びて収量確保できる品種の開発等々、その土地ならではの話は新鮮でとても勉強になりました! 洪水対策育種.JPG
北海道ではまず見たことない、タニシの被害が多いという話には故郷を思い出します^^ タニシ.JPG
現在は糖が低くてアントシアニンを含む紫米や(なんと通常の5倍値)、日本人好みの短粒種の研究を進めているそうです。その他、乾燥機や1時間に500キロの精米ができる精米機、シーラー等見せていただき、大学が収穫・調整・パッケージ・販売まで手掛けてしまうのは農大らしくて面白いと思いました。 大学産米.JPG
 お昼ご飯を食べた後、カセサート大学農学部助教授シャネートさんから紹介されたヒヤシャイという会社を視察しました。ここは主に農家さんへ水稲の種籾や苗を供給している会社で、1時間に150パレット分の苗箱が生産されるそうです。ばらまき方式なので一概に自分たちと比べられないのですが、ハイスピードですよね。 苗箱倉庫.JPG

 苗箱はコンベア(?)で育苗圃場まで運ばれ、1枚1枚手で並べていきます。苗の出荷時にはよく芝生とかで見るやり方でくるくる丸めて出していました。今は乾季に入っていて比較的忙しくない時期ということでした。育苗圃場.JPG播種機のダイナミックさは印象的で、写真に写ってるので半分ほどです。手前のタンクが床土用で、隠れているもう一つのタンクが覆土用です。うちで使ってる播種機の10倍はありそうでした!(若干言い過ぎかもですが) デモで播種機を動かしてくれました.JPG

 タイ3日目は送り出し機関「Builders Overseas Employment co.LTD」に行ってお話を伺いました。最初送り出し機関と聞いてピンとこなかったんですが、「海外人材派遣」と変換すると納得できました。日本語や日本文化を3か月間集団生活の中で学び、更に日本に入って1か月間の研修を終えてやっと研修生として働けるとか。
日本に来る場合、前段階の研修期間が長いので最近は1か月程でてっとり早く研修に入れて稼げるイスラエルや韓国への送り出しが多いそうです。

日本人講師による授業1.JPG
タイ人にとって日本語の習得は大変ハードルが高いそうです。考えてみれば僕もタイの言葉を聞いたり見たりしても様式が日本語とも英語ともまるで違うためにさっぱりなのと同じ理屈ですね。
故に日本志望の方は少数派なのですが、その中の8割が日本の栽培技術を学びたい農業関係志望というのは驚きました。後々のことを考えれば、日本での研修経験というのが強みになるそうです。
農業志望が多い、というのはタイの総人口約6000万人のうち、東側地区の水も少なく水稲が作れないやせた土地にその半数の3000万人が暮らしているということとも関係しています。というのは、そこで暮らす人は実家でさとうきびやタロイモ等の作付をしながらバンコク周辺で出稼ぎし、生計を立てています。そういう家庭で育ってきた子は、農地を増やし、実家を楽にさせたい一心で送り出し機関の門を叩くというお話をされていました。
家族を大切に想い行動する、当然なことかもしれませんが時には気恥ずかしくて裏腹な態度を取ってしまうこともあります。親孝行は親の居る内にしなければと思ったそんな時間でした。 日本人講師による授業2.JPG
最後にタイ人は考え方が日本人に近いという話が印象に残りました。意見を言えずに心の中に秘めてしまったり、団体行動が苦手な人が多いそうです。
僕にとっても耳が痛いことですが、やはり自分の考えはどんどん言っていくべきだと思います。チャレンジ精神を大事にして頑張っていきたいと思います!(有言実行><)

 研修予定ではこの後観光となっていましたが、もっと時間のとれる4日目にずらすことになり、「お天道-OTENTO-」の視察をしました。ここはもともと日本で栽培できないマンゴー等をタイで作って日本に卸すことを目的に始まったそうですが、現在は主に日本の野菜をタイのスーパーやコンビニに卸すのがメインになっているそうです。もちろん日本との輸出入もされてます。北海道の名前がタイではブランド化しているというお話には「さすが北海道!」と思いました(笑) お天道の野菜セット.JPG

 4日目は午前中に王宮やエメラルド寺院観光、正午から夕方までは自由時間ということで主にお土産物を物色してました。
 寺院観光では金ぴかの建物が多くて中国人が金をひっかいて持っていこうとする話に苦笑いしながら涅槃像(ねはんぞう)等観光してきました。何故寝ているのか理由をきいてみると、お釈迦様の死に際を像にしたからだそうです。この像は死ぬ間際の姿なんだと思って見ていると背筋が寒くなりました。 涅槃像.JPG
 怖い話はダメ!絶対!!ということで昼食に行く途中何故か射撃場に寄る事に・・。恐ろしいので見学を決め込むつもりが話の流れで僕も児見山さんも狩猟用の散弾銃(写真のは単発式ですが)を5発程撃ってきました。児見山さんは的(よくある人型ぽい板)に当ててましたが僕は何処を狙って打つのかさっぱりわからず土埃だけ上げて終了でした。そう思うとシティーハンターすごいですね。その流れで沼田に帰って久保さんと飲んだ時「Get Wild」歌っちゃいました、すみません蛇足ですね。とりあえず音が凄くうるさかったのと、意外と衝撃があって肩が痛かったです^^:) 射撃場.JPG

 タイのスーパーを見て回ったあと夕食をとり(そこのカニチャーハン今までの料理で一番美味しかった!カニは泥の中に生息してて調理前の姿は暗い緑で微妙でしたが・・)、空港へ。
待ち時間にタイでの経験を思い返すと感慨深いものがわいてきます。トムヤムクンの酸っぱ辛い味、タイで熟した果物の数々、屋台で買った食べ物を食べたらお腹を壊した話等々、タイにこなければ経験できませんでした(食べ物の話ばかりなのは気のせいです)。
一緒に研修旅行に参加されていたメンバーも大物揃いで、お話をきけて視野が広がりました。ありがとうございます。また機会があればよろしくお願い致します!

 そろそろ長大になってまいりましたのでこの辺でタイの話を終えたいと思います。
3月から水稲ハウスの除雪作業が始まりますが、その前に拓大で催されるさつまいも懇話会やカゴメトマトの話等をアップできれば良いなと思っています。それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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とても勉強になったタイ・バンコク視察、研修編!

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