ある日の休憩中―

Aさん:―後で麦の茎数数えるから。

Bさん:・・前田さん、「けいすう」って何ですか?

僕:茎の本数のことだよ、くきかずで「けいすう」

Bさん:あぁ!なるほど!

 

 農業関係者が何気なく使ってる農業(専門)用語も、知らない人には難しいかもしれませんね、こんにちは!ウイング3年目の前田です。
 最近問題のコーナーで農業用語特集をやろうか、乾土効果を含めた土の中のNの動きを取り上げようか迷っていたんですが、冒頭のやりとりから前者を採用しようかなと思いました。
 酪泳会の先輩方が、勉強は要領だ!と合宿中に言っておられました。僕もそう思いますが、ただ、テストの点数を取るためだけの勉強は好きではないんです(皆ちゃんと分かってて暗に言わないだけなのでしょうけれど)。小学生の時、お父さんに頭がいい子がクラスに居て―という話をした際、テストの点が良ければ頭がいいのか?と問われて自分なりに色々と考えさせられました。で、今の僕の考えですが、テストが今の自分の能力を把握するものであるとした場合、山を張った一夜漬けであったり、選択問題を勘で切り抜けたりといった行為はテストの精度を下げると思います。もちろん実際はあきらめないで空白を全て埋めるべく頑張れば良いと思いますが、理解していないのに埋めた空白に僕はいつも悔しさを感じていました。同じ失敗を繰り返さないように間違えたところ、分からない所は何度も勉強し直しました。「分かる」というのは本来生半な意味ではないと僕は思っています(そうしても必ず穴はあるものですから)。ゲド戦記でもオジオンがゲドにエボシグサを例に挙げて教えていますが、そのものの最初から最後までを全て理解して初めて「分かっている」ことになると思います。よく他人に説明できて初めて分かっているのだと言われますよね?大抵の人は分かっているつもりになって勉強するのをやめてしまいがちです。過たずに最適解を導くことは死ぬまで勉強しても無理かもしれません。が、逆に言えば答えは常に自分の中にあるとも言えます。世界は誰かから与えられたり、大自然の中に不動のものとして在るものではなく、自分自身で作っていくものだからです。高校の現代国語のテストで納得できなくて先生に相談しにいった時の話ですが、登場人物の性格や場面の流れ等からこういう答えを書いたんだという僕の細かい説明に対して先生は「―言われてみれば確かにそうだけど答えがこうなってるから―」と言い、テストの限界みたいなものを感じました。エゴかもしれませんが、自分が間違っていないと思うならばそれを証明できるまで突っ走ってみて、間違いだと分かった時は素直に訂正ができる、そういう柔軟さも頭の良さの1つなんじゃないかなぁと思っています(今の自分に必要な知識の取捨選択もかなり要領良くこなさないと非効率ですけどね。そのためには先を見通す目が必要ですが)。ゲドも世の中で一番偉大な力は受け入れる力だって言ってますし!(←結局ゲド戦記;)勉強によって身に着けた知識なり、考え方を活かすも殺すも自分次第です。無駄には決してなりませんので、自分を高めるためにも頑張りたいですね。自分のライバルは自分。今の自分を越えつづければ大勝利だと思います。それでは前ふりが長くなりましたが問題です。

 問題:次の言葉の読みと意味を答えなさい。

1.播種 2.定植 3.予措 4.マルチ 5.春化 6.徒長 7.矮化 8.発芽 9.出芽 10.無花果

 

 ブログを更新していなかった2か月の間にはいろんなことがありました。
 水稲は種まきから約1ヶ月の育苗を経て5月19日から1週間程で田植えをしました。朝4時半から仕事をした日もありましたが、なんとか無事終えられて良かったです。今年は大雑把にいうと去年と同じく温床場にてハウス壊しと苗はぎ、+残り苗枚数の確認をしました。まだまだ効率良く仕事をこなすことに集中しすぎて気持ちに余裕を持つことができないんですが、田植え後半ともなると派遣の人とも一言二言は言葉を交わせるようになりました(人見知りですし)。正直お昼にお箸を忘れてどうにかしてくださいって言われた時はどうしようかと思いましたが(笑)また機会があればよろしくお願いしますね!助かりました。
最終日に田植え機の後ろに乗ったり、苗箱を洗ったりといった田植えの現場で作業しましたけど、やっぱり田植えしてるって感じがして良いですね。昔の人は手で植えていたと思うと気が遠くなりますが、それはそれで楽しそうかもしれないなと想像します。僕は人と話すのは苦手ですが、他人が嫌いというのではなくむしろ一緒にいたいと思っているのでそういう人との繋がり方はいいなぁと思いました!

おぼろづき 田植え中に種まきしたダイズです。5月後半から6月頭の猛暑はとても厳しいものでしたが、なんとか育ってきています。6月中旬の長雨で雑草もたくさんでてきたので除草に入っています。 ダイズ   ビートも定植後の猛暑によりかなり枯れて2度目の補植を行いましたが、最近の長雨でしっかり根も活着したようで一安心です。今後は除草作業に入ります。 ビートビート畑
 

 

 

  

 

今年僕が担当している麦畑です。雑草が目立っていたんですが、除草剤を6月10日頃に撒いたということなので今後に注目してます(担当なのに把握してないってダメじゃん!(汗)しっかりしろ!!)。 麦畑 去年同様僕がパッカー(鎮圧)をかけたそばです。しっかり芽がでてきて一安心ですね。 そば こちらはスイートコーンです。芽吹いた直後の植物ってなんてかわいいんでしょう。あれ?2粒ずつ播いたはずなのに・・誰だ!(場所的に多分僕です、すみません) 向かって左が白、右が黄色です。

出芽直後のスイートコーンスイートコーンとうきび畑(一部)

 

 おもちゃカボチャです。今年種まきから育苗まで担当しました。鵜野さん曰く、水稲、トマトも含めて初めてにしては100点だということなので熟練させるべく今後も頑張ります。自己採点は40点以下でしたので。カボチャの摘心は2玉取れれば良いということなので、本葉第3葉まで残しておこないました。ここから蔓が2本伸びていく予定です。1500株定植したので磨くのがかなり大変そうです。 おもちゃカボチャカボチャ畑


  

 

 

 

 

 

 ハウストマトです。5月13日に定植したので第1花房には全て実がついています。毎年トマトトーンの施与時期が適期から少しずれるのが悔しいですが、何とか・・なる・・・・かな?因みに今年の適期はウイングの田植え3日目頃でした(絶対無理;)。今年は支柱とヒモで吊るのと2種類の方式で誘引を試みています。楽なのは今のところ後者ですね。

ハウストマト

まだ小さい子供トマト今度は切れないヒモで誘引

 

 路地のトマト(なつのしゅん)です。
苗が余ったからウイングで作らないかと持ちかけられ、僕が他の作業との兼ね合い的に可能ならやってみたいですと言った為に計画外ですがやってみることになりました。鉢上げからして、育苗もカボチャ同様僕が請負ました。ハウストマトでの失敗を活かして管理したつもりなので、きっと元気に育ってくれると信じます(笑)。定植してみるともっと植えられることが分かったので、近隣農家の方から200株程度苗をいただいて植穴を全て埋めました。いただいた苗の方が進んでいて、既に実が付き始めているのが分かりますね。

  路地トマト。ウイングいただいたトマトトマト畑

 

北海道ではまだ珍しいかもしれないサツマイモです。地元では小学生から農園で定植作業くらいはやっていたんですが、こちらでは無い様ですね。こんな植え方でいいの?と児見山さんから確認をされると僕もとても不安になってしまいましたが、これで大丈夫です!ということで定植しました。少しずつですが5品種植えたので、それぞれ今後も経過をお知らせできたらなぁと思います。

  サツマイモ2サツマイモ1定植中  

 今年初挑戦のカラーです。路地で養成しているほうのが揃いが良いですね。ハウスの方が遅く植えているんですが、それに加えて遮光ネットをかけるのが早くて温度がとれずにばらつきがでたと担当者(翔太さん)から聞いています。なかなか初めての管理が多くて難しそうです。路地カラー ハウスカラー

 


 

 

 

 

 

 ヒマワリです。毎年父の日に間に合うように播種をしています。すこしずつ採れ始めましたので、採花作業も忙しくなってくると思いますね。

ヒマワリ テマリソウは採花時期が他の花とかぶって毎年大変忙しくなるので、今年は2ベットずつ時期をずらして定植しました。あと1ヶ月も経つと採れ始めると思います。去年は温熱処理したハウスでも連作障害でかなり株が枯れて痛い目をみたのですが、今年もトライしています。3年、間をあけたハウスで試していますが既に枯れる株もでてきているので計画の見直しが必要かもしれません(汗) テマリソウ トルコギキョウは児見山さんチョイスのなみだプラス、ジャスニーホワイトという品種と、去年僕がこれキレイですねって何となく薦めたナイチンゲールミディの3つを今年は植え付けました。毎年こんな小さな苗でよくこれだけ大きくなるなぁと思いますが、とりあえず僕は去年枝を多く摘心した失敗を活かして規格がしっかり取れる様に注意していきます! ジャスニーホワイトは他の2品種より10日程遅く定植しました。左:なみだプラス 右:ナイチゲールミディジャスニーホワイト

 

 

 

 

 

 

 今は草刈りを一時中断して溝切りをしています。田面ライダーに乗ってると、もう少し体重が軽ければぬかってライダーを手押しする距離も短縮されるんだろうなぁと考えます。が、この時期は皆贅肉も落ちてるのでこれ以上軽くなるのは案外難しいと思われます。僕の場合、体重落とそうと思っても大方筋肉に変わるだけなので体重は増えも減りもしなくて気持ち増えたかなって感じで中学から今現在に至ってますね。家族に説明してもそれお肉!っていわれるだけですが(笑)。水泳部にいた先輩には以外と筋肉あるよねと言われてたので、どっちを信じるべきか・・・まぁ、どうでもいいですね!溝切りは3日で終わらして、畑の除草、草刈りに入っていきますよ。

 

 問題の答え―

1.はしゅ・・・種をまくこと。
2.ていしょく・・・苗を苗床から本畑へ植え付けること。直に播種するより初期生育が良く揃いやすいので、管理のしやすさ、収穫量などにも影響する。苗半作という言葉もある。
3.よそ・・・温度や湿度を調節して発芽勢を高めたり、種子の消毒など、良い苗を作るために種子に前もっておこなう作業のこと。他に塩水選や休眠打破もここに含まれる。
4.まるち・・・被覆資材のこと。被覆することをマルチングと言ったりもする。植え床の乾燥を抑え、地温を高める効果がある。また、被覆資材の材質や色によって効果が異なってくるので、適したものを選ぶ必要がある。
5.しゅんか・・・バーナリゼーションともいう。植物が一定の低温にあたると花芽分化する特性を利用する方法。例えば秋まき小麦の種子に春化処理をおこなうと、春に播いても正常に結実すると言われる。 もう少し説明すれば、植物は冬が来た(気温が下がる)と感じると発根の準備をして冬を乗り切ろうとする。そこで温度をかけることにより春が来たと思い、発根現象が起こる。植物って純粋ですね(強かな奴もいますが)。
6.とちょう・・・植物が日照不足により、日光を求めて間延びしてひょろひょろと伸びてしまうこと。徒長してしまうとその株は風等の影響を強く受けて倒伏しやすくなる。
7.わいか・・・植物の節間が短くなって小さな株になること。果樹や花卉の分野では矮化剤を用いた技法もある。圃場の環境や、ウイルスによっても矮化することがある。風が強いと生長点が刺激されて草丈が伸びにくくなることも知られている。
8.はつが・・・種等から芽が出ること。
9.しゅつが・・・土から芽が出ること。発芽と出芽の違いには注意。
10.いちじく・・・読みの問題で出やすい。花が中に有るため外から見えないことからこの漢字があてがわれた。因みに可食部は花と花托。りんごや梨も花托部分を食べる。このように花床や花托を食用にするものを仁果類と呼ぶ。
 基礎問題ばかりですが、少しでも理解に役立てるお手伝いができたなら幸いです。

 

 近況と言っても最近はほとんど仕事しかする余裕がなく、休みの日は一日中気絶してる(寝てる)か事務仕事してるか、個人的に畑を見まわるかなのであまり楽しい話題もないですけど・・うーん。そういえばこの前ロミオの青い空を見ました。今みると結構感動しますね。最近のアニメは格好や勢いばかりでハズレが多いですが、少し古い作品には良いものが多い気がします(思い出があるだけかもしれませんが)。今度はガンバの冒険が見たいですね。ガンバの原作は冒険者たちという小説なんですが、最初友達が読んでたグリックの冒険を奪い読みして(!?)、面白かったので最初に書かれた冒険者たちを読んでみると、ん?ノロイ一族?ガンバじゃん!!と気付いて一気に親近感がわきました(グリックの冒険では序盤に少しガンバが出る程度なので気付きませんでした)。ノロイの怖さに泣いちゃった子供も多いことでしょう(というか僕)。ガンバの冒険は面白いと思います。個人的に好きなのはガクシャの「我々にもスパイクがありますぞ!」というセリフ。にーやラビにそう言ってかじりに行ったらぶん殴られました・・、心が痛い!。シジンが主役のガンバとカワウソの冒険も楽しいですね。また読み返したいなぁ→今は時間がないので無理;
やりたいことは山のようにあっても自分がしなければならないことでいっぱいいっぱいなのでもう少し要領良く、かつ体力をつけたいですね。とりあえずはしっかり睡眠時間が確保できて仕事ができればストレスは溜まらないので別に構わないですけどね!これが好きな事を仕事に選ぶ強みですよ(笑)。自分では痛みや辛さが制限因子になることがないと言える程度の忍耐力は水泳で克ち得ているつもりなので、今後も頑張りたいです。当時は毎日泳いでいたため、常に肩が炎症を起こしていて通学かばんも背負えなかった経験から未だに物を肩に担ぐのに違和感や抵抗を感じますけど。
 それではこれからどんどん暑くなっていくと思いますが、こまめな水分補給を心がけて乗り切っていきましょう!そういえばこの前平山さんから僕はお年寄りにはモテるようなことを言われて何時の間にそんなイメージができたんだ!?と思った前田でした。まぁ、いつも穏やかに過ごしていきたいですね。

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